件のロースクール学生の告白で思い出したこと
一橋大学のロースクールの学生が亡くなった件でふと昔のことを思い出したこと。
告白について。
中学生のとき、部活動で仲が良かった同級生がいた。
よくパパパパフィーとか、ぷっすまとか音楽の話とかしていた。
進学する高校はお互い違っていたのだけれど、中学校の卒業式の日、告白の手紙をその子からもらった。
手紙には高校入学を機に買ってもらったと思われる携帯電話の番号と、返事を聞かせてと欲しいと書いてあった。
でも私はその子のことを仲の良い友達と思ってはいたけど、恋愛感情はなかった。
当時、というか今でもそうなのだけれど、
自分が好意を持っていない相手から好意を寄せられて断るのはかなりストレスを感じてしまう。
私は臆病な人間なので、断ることで相手を傷つけることも、自分がそれに対して罪悪感のようなものを感じることも嫌なのだ。
結局、電話をかけることができないまま相手が勇気を出してしてくれた告白を無視してしまった。
今思えば、無視するという行為も相手を傷つける可能性が十分にあるのだけど。
そして、自分自身も罪悪感を回避できるかというとそんなことはなく。。。
高校でも同じ部活動を続けた私は、練習試合でその子が進学した高校に行った時、その子がその場にいることを知り非常にうろたえた。
その時はひたすらコソコソと隠れながら見つからないようにしていた。
仲が良かった子を相手にこんなことになってしまうのなら、やはりしっかり断ったほうがまだその後の関係というのも可能性があったかもしれない。
さすがにもう随分経つので今は会っても平気なのだけど、むこうはどう思っているだろう・・・。
ただ恋愛における告白文化は、私にはいつまでも馴染めそうもない。